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執筆者の写真Furuya Hirotoshi

マスタリングにおける講演内容が冊子に掲載

マスタリング講演

マスタリングにおける講演を、渋谷の能楽堂で行わせていただきましたが、こちらが音響家協会の冊子で特集を組んで頂きました。今となっては、何をお話したのかを明確には思い出せませんが、楽曲を5曲を程ご紹介して、そのエピソードと共に如何に楽曲をマスタリングしていくかを説明させて頂いたかと思います。また何と言っても、日頃の業務からの『音の価値』や『音の聴き方』における国内外の違いなど、恐らくは国内で僕以外に話す人はいないであろう内容を基に進行させて頂きました。 何と言っても嬉しかったのは、1時間半の中に相当に話を詰め込んだのですが、投稿頂いたご感想の中には、随分と深い箇所を理解して頂き、更にはこの先の展開としての期待感も添えて頂きました。中々伝えるのが難しい世界観の中、こうした活動から音の捉え方が如何に国内と海外で異なるのかを伝えていくは、僕たちの使命であると感じています。どうしても島国ゆえの閉鎖的になってしまう日本において、音楽の産業はもはや世界の中では出遅れている感のある状態です。J-POPと洋楽の音の違いは誰にでもわかり、しかし未だに国内の音は洋楽に全く届いていません。 僕の理想郷はヨーロッパとアメリカにあったから、彼らと音楽を共に作り上げたかった。。。だから今の僕が居るわけですが、その違いを生み出すのは単に人の感性によるところが殆であることを知って貰いたいと感じています。電圧や気候など、要素としては殆ど関係ありません。単に音を扱う人間たちの才能と感性、そして技術力が違いすぎるだけのことです。ここを分かって貰いたい。。。そして、日本も世界に誇れる音を作っていけるように努力したいと思います。

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