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執筆者の写真Furuya Hirotoshi

コンプリート・グランドピアノの魅力について

ヤマハ中古グランドピアノ コンプリートピアノ

坂本です。初めてこちらののブログに記事を書かせていただきます。 今回は、コンプリートピアノについて書かせていただきます。当社のサイトで特別に扱わせて頂いておりますので、北海道から鹿児島までお問い合わせを頂戴するピアノです。このピアノの起源については、ウィーンフィルの来日公演・ツアーを当社が受注した折に、スタインウェイに変わるピアノとして開発を始めたことがきっかけです。 詳細はこちら

マネージャーがこちらのブログで、様々な尺度から音について述べており、怒張する形の意見となりますが、どうしてもヨーロッパ本国の音というものとは、日本の楽器が大きくかけ離れているという現実から、どうやってその落差を埋めるのかを考えに考え、到達したピアノと言えます。この楽器の考え方は、価格的なものも含めて、最高のパフォーマンスを如何に低価格で実現できるかに重きを置いてきており、私の場合は、ピアノを弾くという立場から楽器にアクセスするので、構造的なものやその背景というものには余り精通していません。それ故に、その瞬間眼の前にある楽器が全ての評価となります。 この考え方を基にすると、輸入されているピアノであっても、本国で実際に弾いたピアノとは大きく異なることから、こうした国産の優良なピアノに対して、単にパーツや弦を交換したところで、日本的な発音からは脱却できません。 真に良いピアノを得るためには、西洋の思想や哲学をも深く学んだ頭脳と、その感性を存分にトレーニングされ、尚且才能教育によって開花した天性の直感力を備える、ピアノテクニシャンが必要であると考えています。当社はすべてのリソースを有し、これらを投入されているコンプリートピアノは、価値から考えると物凄く手頃な価格に設定されており、私自身もスタインウェイとともに所有しております。

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