本日担当させていただいた楽曲は、ダイナミックレンジを広く取らなければならない曲が多数でした。こういう時には、SPLのマスタリングEQ、PQが大活躍します。結構音色も持っていて、ドラブが掛かるところもあるので万能という感じはしませんが、マスターEQとして用いるには現在最強のソリューションではないでしょうか。 内部電圧を120vまで引き上げ、150dBものダイナミックレンジを誇ることで、スーパークリーンなヘッドルームは僕が知る限りでは類を見ない機材です。本当に凄い・・・プロダクトマネージャーのサーシャが、Facebookの掲示板で公に認めていましたが、音源を通すだけで音色にドライブが掛かるというのは、その内部設計において十分あり得ることだそうです。 基本的にはクラシックであろうと、ポップス・ロック・テクノであろうとも、オールマイティーではないにしても必ずPQで最終マスターを受け止めるようにしています。やはり150dBの誇る懐の深さというものは、他には真似の出来ない芸当です。 また、今夏のアップデートでは、SPLの120vテクノロジーが用いられている機材を、最低3台は導入する予定でして、コンプレッサーとパッシブEQを、それにマスタリングコンソールがSPL製となり、より先進性の強い音作りを可能とするシステムを組み上げる予定です、 今日もよく働きました。おやすみなさい。
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