遂にSPLのCrescendoがフィールドで始動しました。 Crescendoは、まだグルーバルデリバリーが開始されておらず、昨日のレコーディングは世界初でフィールドレコーディングを行うことが出来ました。 スタジオでは多少オーバーパワーの感もありましたが、今回のフィールでのレコーディングでは、最高のパフォーマンスを発揮しました。本当に素晴らしい哲学を持ち合わせており、音像の大きさや倍音の豊かさ、それに加えてキャプチャーできる奥深さという意味では、デジタルマイクと同じような印象を、アナログで体感できるマイクプリアンプと言えるかと思います。また、重厚な音色を演出し、正にクラシック音楽で用いられるパイプオルガンのような音を、更に現代風にアレンジし濃厚な形でレコーディングサウンドを創り上げてきます。 デジタルマイクも興味を持っていましたが、やはり音の入口部分はアナログで対応することが最も適していると思え、今後はこのマイクプリアンプを16chまでに拡大し、更に良い音を求めていきたいと思います。 SPLの最近の動きは、正に時代のトレンドを揺り動かすような活動をしており、エンドーサーとして大いに歓迎できるところです。彼らに対して、良い働きが出来たのであれば、何にも増して大きな喜びです。
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