MUTECのMC-3+USBとREF10を受け取りました。 外観のかっこよさに目を引かれますが、使ってみての感想としては溜息が出るほどの音を作り上げてきてくれます。完璧にルームチューニングされたスタジオ内にあって、その音の作り込みというものは信じられないほどのクォリティを誇っています。 最初は10Mhzを使用せずに、MC-3+USBをインターナルにセットし使用してみたところ、それなりの音質変化を感じ取ることはできました。その時点でもある程度の満足感というものは得られましたが、REF10から発せられる10Mhzと同期した瞬間、それはもう物凄い音を聞くことができました。どののマイクを使用し、どれ程の広さで録られた音なのか?或いはマイクと楽器の距離というものを、明確に感じ取ることができます。 単にクロックの同期という行為にもかかわらず、ここまで音というものが変化することはあるんですね・・・。話には聴いていましたから、それなりの変化はあると思ってはいましたが、ここまで露骨に変化すると、ケーブルであるとか電源であるとか、その辺りのものはオーソドックスであって欲しいとも思えます(以前凝りに凝りました)。 音楽を分析する、或いはリアリティというものを追求すれば、ワードクロックの存在橋には考えられないと思えるほどです。
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