ノイズ処理のプラグインで知られるIzotopeのRX7ですが、ボーカルノイズの案件がありサマーセールということもありRX5からアップグレードしてみました。ちょうどドイツの友人がFacebook上でRXを使用している写真をアップしていたので、彼に7は使いやすいかを聴いてみたところ
『絶対にアップグレードするべきだ』
という一言を貰い、それも後押しとなりました。SEQUOIAに付帯しているノイズ処理機能も相当なのですが、アナログEQにそれぞれの音色と相性があるように、プラグインでもノイズの相性があるように思え、RXは以前から使用していました。最近はオーケストラやドラムなど扱うアコースティック楽器がかなり大型化してきており、大型化すれば自然とノイズも増えてくるというもので、マスタリングになってから気になりだしたり、もしくはマスタリングが終わってから
『あの時直しておけばよかった・・・』
などという事はしばしば起こりえることです。そう考えると、事前に手軽な形でノイズ処理をできるのは非常に心強いプラグインと言えます。7を使ってみての感想は、インターフェイスが大分シンプルになったように思えました。以前は多機能なんだか、いらないんだか分からないようなフェーダーが多かったように思えるのですが、それが随分と簡素化された気がします。それを使いこなしていた方々からすれば、”必要な機能を削りやがって”なのかもしれませんが、僕にとっては分かりやすくなったように思えました。それはOzone8での使いやすさも同じように感じられ、兎に角シンプルにすっきりした印象です。
どういう住み分け方をして使用していくのかは、また使い込んでいくうちに見えてくるかと思います。
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